ライブ配信のリスナーの増やし方|人が来ない時期から常連までの順番
この記事の内容(9項目)
リスナーは、一覧で見つけてもらう→入った人に残ってもらう→また来てもらうの順に増えます。始めたばかりで誰も来ないのは、まだ見つかっていない段階にいるからで、配信の中身の評価はまだ始まっていません。
| 段階 | 増えるもの | 効く手 |
|---|---|---|
| 1. 通りすがり | 一瞬入る人 | タイトル・サムネイル・時間帯 |
| 2. 滞在 | 数分いる人 | 入ってきた人への声かけ・音の聞きやすさ |
| 3. 再訪 | 2回目に来る人 | 次回の予告・名前を覚える |
| 4. 常連 | 毎回来る人 | 同じ曜日と時間・居心地 |
| 5. 紹介 | 人を連れてくる人 | 4までの結果として起きる |
1だけを増やそうとしても、2と3が抜けていると入った人は素通りします。入り口を広げる前に、抜ける穴を塞いでください。2の対応は初見さんへの対応に、3と4は常連の作り方にあります。
誰も来ない時期は、0人の配信を練習時間として使う
来ていない人には、あなたの配信が面白いかどうかを判断する機会もまだありません。「見つかっていない」と「選ばれていない」は別の状態です。今にぎわっている配信も、始めたばかりの時期は画面に映らないので、外からは最初から人気だったように見えるだけです。
0人の画面に向かって話すときは、目の前の0人ではなく「このあと入ってくるかもしれない1人」に向けて、ラジオのつもりで進めます。
- いつも通りのあいさつで始める誰もいなくても省きません。省く癖がつくと、人が入ってきた日に型が崩れます。
- 今日の題材を1つ決めて話す最近あったこと、見た映画、食べたもの。話が途切れても戻る場所になります。
- ときどき今の話題を言い直す「今、◯◯の話をしています」。途中から入ってきた人のための癖を、誰もいないうちにつけます。
- 次回の予告で締める「次は◯曜日の◯時にやります」。口に出して終えるところまでが型です。
この時期に積み上がるのは、反応が無いまま話をつなぐ力、音量や画面の操作の慣れ、始め方と終わり方の型です。自分の配信を録画して聞き返せば、聞き取りにくさや口癖にも気づけます。無言になったときの戻り方はトークネタの作り方と沈黙したときの戻り方にあります。
焦って量を増やすと、人は増えずに疲れだけが増えます。配信時間を延ばす、毎日に増やす、にぎわっている配信と比べる、フォロワーのいないSNSで告知を続ける。この4つは0人の時期には控えてください。配信が終わったら、視聴者数ではなく「最後まで止まらずに話せた」のような今日できたことを1行メモします。
一覧で選ばれる:タイトルに今日話すことを書く
リスナーは一覧を眺めて、入るかを一瞬で決めます。判断の材料はサムネイル(アイコン)、タイトル、視聴者数の3つです。視聴者数は自分では動かせないので、上の2つを整えます。
- サムネイル・アイコン/スマホで小さく表示されたときに、何が写っているか分かるか。暗くないか。
- タイトル/「雑談」だけでは入る理由になりません。「今日は◯◯の話をします」「◯◯しながら雑談」「◯◯を歌います」と、中身を一言で書きます。
タイトルが毎回「雑談」になってしまう原因は、書き方より題材を決めていないことです。配信前の5分で、今日の題材を1つ、終わる時刻を1つ決めてください。題材が決まればタイトルは1分で書けます。題材は当日ひねり出すより、日常で「話せる」と思った瞬間にスマホのメモへ一言ずつためておくほうが続きます。
時間帯:自分のアプリの一覧で、並んでいる配信の数を見る
同じ時間に強い配信が並んでいると、始めたばかりの配信は一覧の下に埋もれます。配信したい時間帯に自分のアプリの一覧を開き、並んでいる配信の数と顔ぶれを見て、埋もれにくい時間を選んでください。一覧の作りや視聴者の層はアプリでかなり違い、その違いは配信アプリの比較にまとめています。
時間帯を選ぶ以上に効くのは、同じ曜日の同じ時間に開き続けることです。偶然通りかかった人が「この時間にいつもいる人だ」と分かって、初めて2回目の来訪が起きます。決めた曜日と時間はプロフィールに書いておきます。頻度は、毎日ばらばらの時間より、週3回同じ時間のほうが常連が育ちます。
見つけてもらう経路を広げるのは、人が来始めてから
| 経路 | 中身 | 始める時期 |
|---|---|---|
| アプリ内の一覧 | タイトル・サムネイル・時間帯 | 初日から |
| 他の配信者とのつながり | 相手の配信を見てコメントする。コラボ機能がある | 慣れてきたら |
| 常連さんの紹介 | 居心地が良い場は、頼まなくても紹介される | 常連ができてから |
| SNS | 配信の日時の告知、配信の外の人柄 | 常連ができてから |
2行目は、まず相手の配信を普通に楽しむところからです。他の配信者のコメント欄で自分の配信を宣伝するのはやめてください。嫌われますし、規約で禁じているアプリもあります。規模が近い、同じ時期に始めた人とつながると続けやすくなります。
3行目は「宣伝してください」と頼むと義務になって続きません。常連さんに「初見さんが来たら一緒に迎えてほしい」と役割を渡し、連れてきた人が入れない内輪の空気を作らないことが、紹介につながります。4行目のSNSは、フォロワーがいない段階では届く先がありません。やるなら1つに絞り、私用のアカウントとは分けてください(身バレ対策)。
増えないときは、この順番で1つずつ見直す
- 音が聞き取りやすいか自分の配信を録画して聞きます。音が悪いと、中身以前に離れられます。改善は配信マイクの選び方と置き方へ。
- タイトルに中身が書いてあるか「雑談」だけになっていないか。
- サムネイルが小さく表示されても分かるか暗さと写っているものを確かめます。
- 開く曜日と時間が固定されているか毎回違うと、再会が起きにくくなります。固定できないときも、次回の予定を伝えます。
- 入ってきた人に気づけているか常連さんと話し込んで、初見さんを見落としていないか。
- 回数が足りているか数週間で判断するのは早すぎます。
一度に全部変えないでください。1つ変えたら回数を重ねて様子を見ます。全部変えると、どれが効いたのか分からなくなります。
どこまで続けるかは、月数と一緒に開いた回数でも数えます。忙しくて数回しか開けなかった月を1ヶ月と数えると、積んだ経験と区切りが合わなくなるからです。区切りに達したらやめるのではなく、上の6つのうち1つを変えて数え直します。見直す時期は生活と負担に合わせて決め、変えても手応えが無いときに、アプリを変える、しばらく休む、を考えます。
1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目で、やることを変える(来訪と再訪の状況に合わせて進める)
- 1ヶ月目:決めた時間に開く人数は見ません。決めた曜日と時間に開き、あいさつと予告の型を固めることが目標です。配信を1回録画して、音が聞き取りにくくないかも確かめます。
- 2ヶ月目:来た人の名前を覚える数人でかまいません。配信後に名前をメモし、2回目に来た人に「また来てくれた」と言える状態にします。ここで再訪が起きるかどうかが分かれます。
- 3ヶ月目:「この人といえば」を1つ決めるよく話す題材、毎回やるコーナー、歌う曲のジャンル。覚えてもらう相手ができてから決めると、紹介される理由になります。
3ヶ月目のことを1ヶ月目にやっても、覚えてもらう相手がまだいないので効きません。他の配信者とのつながりやSNSは、2ヶ月目以降に足せば間に合います。最初の1ヶ月は、他の配信者の配信を週に何本か、宣伝ではなく勉強と交流のために見るだけで足ります。
やっても増えないこと
| やりがちなこと | 起きること |
|---|---|
| 配信時間を延ばす | 後半は集中が切れて質が落ち、疲れが翌日に残る |
| フォローを大量に送る・相互フォローを募る | 見に来ないフォロワーが増えるだけ |
| 数字を買う | 規約違反になり得て、来る人は増えない |
| 「見に来てください」と連呼する | すでにいる人が居づらくなる |
| 企画を毎回変える | 何をする人か覚えてもらえない |
| プロフィールを何度も作り直す | 一度整えれば足りる |
5行目は誤解されやすい点です。目新しさより、繰り返しのほうが覚えてもらえます。同じことを続けると「あの人はこれをやる人」として定着します。3ヶ月目あたりで「この人といえば◯◯」を1つ決めると、紹介もされやすくなります。
数えるのは、同時視聴者数ではなく「また来てくれた人」
| 数字 | 扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 2回目以降に来た人 | 数える | 配信の中身が評価された結果 |
| コメントした人の顔ぶれ | 参考にする | 場の居心地を映す |
| フォロワーの総数 | あまり見ない | 来ない人も含まれる |
| 同時視聴者数・日ごとの増減 | 見ない | 時間帯と一覧の並びの偶然で動く |
1行目が、いちばん参考になる指標です。来訪数や滞在の様子、配信条件の変化も合わせて見ます。配信後に来た人の名前をメモしておけば、週に1回「先週と同じ名前があるか」を見るだけで数えられます。同じ名前が増えていれば、同時視聴者数が少ない週でも、やり方は合っています。減り続けるときだけ、上の見直しの順番に戻ります。
よくある質問
長時間やったほうが増えますか?
一覧に載る時間は長くなりますが、後半は質が落ちます。1時間前後を決めた曜日に続けるほうが続きます。30分でも配信は成立します。
誰も来ないまま、決めた時間まで続けるべきですか?
決めた時間はやり切ってください。途中でやめる癖は、人がいる日にも出ます。決める時間そのものを短くするのは良い工夫です。
フォロワーは増えるのに、見に来てくれません。
フォローと来訪は別物です。配信の曜日と時間が決まっていないと、フォローした人も来ようがありません。プロフィールと毎回の締めで、次の日時を伝えてください。
コラボは効果がありますか?
相手のリスナーに知ってもらう機会にはなります。目的が宣伝だけだと相手にも視聴者にも伝わるので、普段から相手の配信を見て交流している人と組んでください。
何回くらい配信すれば人が来ますか?
アプリ、時間帯、配信の内容で変わり、決まった回数はありません。他人の目安を探すより、自分で決めた回数を区切りにして、見直しの順番とセットで回してください。
事務所に入ると増えますか?
入っただけで人が集まるわけではありません。事務所に何を期待できるかは事務所に入るべきかで確かめてください。
0人が続いて、配信を開くのが怖くなってきました。
回数の区切りを決めて、視聴者数の画面をなるべく見ずに進めてください。つらさが先に来ているときは配信がしんどい・病みそうなときから読んでください。眠れないなど生活に影響が出ているなら、医療機関や公的な相談窓口に頼ってください。
身バレ、確定申告、荒らし、続かない。配信を始めてから出てくる困りごとは、調べても答えが出ないものが多いです。
LINEで相談する