カラーシングは男性でもできる?リーグの仕組みと、男性が有利になる場面
ライブ配信は女性のもの、という印象を持っている方は多いと思います。実際、多くのアプリでは女性の配信者が中心です。
ただ、カラーシング(ColorSing)に関しては、男性が不利になりにくい仕組みが用意されています。ここは他のアプリとはっきり違う部分です。
リーグが分かれています
カラーシングにはリーグという仕組みがあり、配信者はその中で位置づけられます。
ここで重要なのが、リーグの区分が「性別」と「顔出しの有無」で分かれているという点です。つまり、男性は男性と、顔を出さない人は顔を出さない人と、それぞれの中で見られます。
他の多くのアプリでは、全員が同じランキングに混ざります。そこでは数の多い層(若い女性)が上位を占めやすい構造になります。
カラーシングでは区分が分かれているので、男性が女性と直接競う形にはなりません。
これは「男性が優遇される」という話ではありません。同じ条件の人と比べられるというだけです。ただ、その差は実際に大きく効きます。
なお、区分の詳細や条件は変更されることがあるので、実際の仕様は公式の案内で確認してください。
「歌」が中心であることの意味
もう一つ、男性にとって効く要素があります。カラーシングは歌が中心のアプリだという点です。
| 雑談中心のアプリ | カラーシング | |
|---|---|---|
| 評価の中心 | 話の面白さ・キャラクター | 歌 |
| 見た目の比重 | 大きい | 比較的小さい |
| 男性の立ち位置 | 数が少なく、埋もれやすい | 歌で評価されうる |
| 1時間の埋め方 | 話し続ける | 歌と雑談を混ぜる |
雑談中心のアプリでは、話の面白さや親しみやすさが評価の中心になります。そこで男性配信者は、数の少なさもあって埋もれやすい傾向があります。
歌が中心なら、評価の軸が「歌えるかどうか」に寄ります。ここは性別に関係なく成立する軸です。
それでも、現実は書いておきます
良い面だけを書くのはフェアではないので、正直に整理します。
- 男性配信者の数は少ない/参考にできる先輩が見つけにくく、情報も少なくなります。
- リスナーの母数も小さい/区分が分かれているぶん、その区分を見に来る人の数も限られます。
- 「男性だから」で見に来る人は少ない/結局は歌と人柄で選ばれます。
- 最初の1〜2ヶ月は誰も来ない/これは性別に関係なく、全員が通る場所です。
つまり「男性だから有利」ではなく「男性だから不利、にはなりにくい」というのが正確な表現です。ここを取り違えると期待外れになります。
男性配信者が置かれている状況
数字ではなく、構造の話として整理します。
| 状況 | どう捉えるか | |
|---|---|---|
| 配信者の数 | 少ない | 埋もれにくい/情報も少ない |
| リスナーの数 | 限られる | 爆発しにくいが、固定はされやすい |
| 比較される相手 | 同じ区分の中 | 条件が近い相手と比べられる |
| 求められるもの | 歌と人柄 | 見た目の比重が小さい |
| 参考にできる先輩 | 見つけにくい | 自分で型を作る必要がある |
1行目の両面性がポイントです。数が少ないということは、一覧の中で目に留まりやすいということでもあります。同時に、真似できるお手本が少ないという意味でもあります。
だからこそ、始める前に実際に活動している男性配信者を数人見ておくことの価値が高くなります。数が少ないぶん、1人見つけるだけでもかなり参考になります。
男性が始めるときの現実的な設計
- まず男性配信者を探して見るこれが最初にやることです。どんな人が、どんな時間に、何を歌っているか。数が少ないぶん、見つけるのに少し時間がかかりますが、ここを飛ばさないでください。
- 顔出しをするか決める区分が分かれているので、この選択は結果に影響します。顔を出さない場合も、不利にはなりません。抵抗があるなら出さない選択で構いません。
- 歌う曲を決めておくその場で選ぶと時間が空きます。10曲ほど「歌える曲」を用意しておくと、配信が安定します。
- 有線イヤホンを用意する歌うなら必須級です。Bluetoothは音が遅れるため向きません。
- 時間帯を固定する常連さんを作るには、これがいちばん効きます。全アプリ共通です。
男性が続けるための工夫
始めたあとに効いてくる部分です。数が少ない環境だからこそ、やり方で差が出ます。
- 歌う曲の幅を決めておく/得意なジャンルを軸にすると、聴きに来る人が固定されやすくなります。「この人といえばこれ」がある状態です。
- 男性ならではの曲を活かす/男性の声域に合う曲は、女性の配信では聴けません。ここは構造的な差別化になります。
- 時間帯をずらす/人が集中する時間を避けると、少人数でも丁寧に関われます。常連さんは作りやすくなります。
- 配信者どうしのつながりを作る/数が少ないぶん、同じ立場の人とは繋がりやすいです。情報も入ってきます。
- 数字を毎日見ない/母数が小さいと数字の揺れが大きく見えます。週1回にしてください。
2つ目が実は大きいです。聴きたい曲があるのに歌う人がいないという状況は、男性配信者にとって空白地帯になります。
歌がうまくないと無理なのか
よくある質問なので、独立して書いておきます。
上手さそのものより、聴いていて心地よいかどうかのほうが効きます。具体的には、次の要素です。
- 音が聞き取りやすい/機材と環境の話です。上手さより先に効きます。
- 自分に合ったキー/無理に高い曲を歌うと苦しそうに聞こえます。キーを下げるのは恥ずかしいことではありません。
- 楽しそうに歌っている/緊張して固くなっているより、明らかに伝わります。
- 曲の選び方/技術を見せる曲より、自分が好きな曲のほうが良く聞こえます。
とくに2つ目です。原曲キーにこだわる必要はまったくありません。自分が余裕を持って出せる高さで歌うほうが、聴く側にとっても心地よくなります。そもそも自分は音痴だと感じている場合は、「音痴」の中身を4つに分けて整理した音痴を直したい大人へから読むと、やることが絞れます。
最初の1ヶ月に起きること
性別に関係なく、始めたばかりの時期は同じ経過をたどります。先に知っておくと折れません。
- 1〜2週目:誰も来ない/これを「男性だから」と解釈しないでください。全員が通る場所です。
- 3週目:同じ人が2回目に来る/最初の転機です。名前を呼ぶと3回目が来ます。
- 1〜2ヶ月目:数人の顔ぶれが固まる/ここまで来ると、配信が急に楽になります。
- それ以降:その人たちが人を連れてくる/広告のように一気に増えることはありません。
この期間を越えられるかどうかが、結果を分けます。だからこそ「歌があって間が持つ」ことの価値が高いのです。話すことがなくなって沈黙する時間が短くて済みます。
審査があります
カラーシングで配信するには、申請と、実際に配信して判定される段階があります。勢いで始めると不利になることがあるので、仕組みを確認してから進めるのが安全です。
条件や手順は変更されることがあるため、実際の内容は必ず公式の案内で確認してください。
ただ、心構えとして言えることはあります。最初の数回の配信が見られる前提で準備するということです。歌う曲、時間帯、機材。これらを整えてから臨むほうが確実です。
男性が最初にやること(まとめ)
ここまでの内容を、始める順番に並べ直します。
- 男性配信者を3人見つけて、数日見る数が少ないので探すのに時間がかかりますが、ここがいちばん参考になります。時間帯・曲・話し方を見ておきます。
- 顔出しをするか決める区分が分かれているので、どちらでも不利にはなりません。抵抗があるなら出さない選択で構いません。
- 歌える曲を10曲用意する無理のないキーで、自分が好きな曲を。その場で選ぶと時間が空きます。
- 有線イヤホンを買う歌うなら必須級です。高いものは要りません。
- 時間帯を決めて、身バレ対策を済ませるここまでやってから審査に臨むと、落ち着いて進められます。
1つ目を飛ばさないでください。数が少ない環境では、1人お手本を見つけるだけで進み方がまったく変わります。
始める前に決めておくこと
- 歌える曲を10曲書き出す/無理なく歌えるものだけ。ここが土台になります。
- 配信する曜日と時間を決める/長さより固定です。週2回でも構いません。
- 話さない項目を決める/勤務先、地域、生活圏。身バレ対策を参照してください。
- 喉の限界を知る/翌日に残らない曲数を、自分の基準として決めておきます。
声域とキーの、現実的な合わせ方
キーを下げて構わない、という話はすでに書きました。ここでは一歩進めて、男性が実際にキーを合わせるときの考え方を書きます。
男性がまずぶつかるのは、配信でよく聴かれる曲に、女性の声に合わせて作られたものが多いという事情です。そのまま歌うと高すぎる。このとき取れる道は2つあります。
| 1オクターブ下で歌う | キーを変えて歌う | |
|---|---|---|
| 手間 | すぐできる | 合う高さを探す必要がある |
| 起きやすいこと | 低く沈んで伴奏に埋もれる | 原曲の印象と少し変わる |
| 向く場面 | 低い声を活かしたい曲 | サビを気持ちよく出したい曲 |
2行目を見てください。オクターブ下は楽な分、曲によっては声が沈んで、歌っているのに届かない状態になります。逆にキーを変えれば高さは調整できますが、探す手間がかかります。どちらか一方に決める必要はなく、曲ごとに使い分けるものだと考えてください。
基準にするのは、張り上げずに出せる、いちばん高い音です。サビの最高音がそこに収まるように、曲ごとのキーを配信の前に決めてメモしておきます。配信中にその場で探すと、外した1曲から始まることになります。用意した10曲それぞれにキーの数字を添えておけば、迷う場面がなくなります。
もう一つ付け加えると、無理のないキーで落ち着いて歌うと、声量は自然と下がります。足りない分は張り上げて補うのではなく、マイクに近づいて拾わせてください。機材の考え方はマイクの選び方に、声と伴奏の音量差が気になってきた段階の調整はオーディオインターフェースにまとめています。
リスナーとの距離は、曲を挟んで取る
男性配信者の悩みとして多いのが、応援してくれるリスナーとの距離です。個別の連絡手段を作らない、対応を全員で揃えるといった基本の線引きは男性のアプリ選び全般にまとめました。ここでは、歌が中心の場だからこそ使える方法を書きます。
雑談中心の配信では、話題がだんだん私生活に寄っていきます。話すことを探し続ける以上、自分の話が増えるのは避けにくく、距離はその分だけ縮まります。歌が中心だと、この構造が変わります。やり取りの真ん中に「曲」という共有の話題を置けるからです。次に何を歌うか、この曲を知っているか。会話が曲を経由する分、私生活に踏み込まれる場面が減ります。
その要になるのがリクエストです。ただし受け方を決めておかないと、今度はリクエストのほうが距離を縮める道具になります。
- 窓口を1つにする/リクエストは配信のコメントでだけ受けます。別の場所で受けると、そこが個別のつながりになります。
- 順番で受ける/特定の人のリクエストを優先し続けると「あの人の枠」という空気ができ、他のリスナーが引いていきます。
- 「あなたのために」という演出をしない/曲はその場の全員に向けて歌います。特別扱いは、された本人にとっても後で重くなります。
- 歌えない曲は断る/知らない曲を「次回までに」と約束すると、宿題という個別の関係が生まれます。断って構いません。角を立てない断り方と、断りを次の約束に変える返し方はリクエストの受け方・断り方に書きました。
距離を取ることと、冷たくすることは別です。名前を呼び、リクエストに応え、それを全員に同じようにやる。曲を挟んだ関わり方は、この線を保ったまま常連さんを作れる、歌の場ならではの利点です。
歌に特化したアプリを40代から始める場合の考え方はカラーシングは40代でもできるのかに分けて書いています。
よくある質問
男性のリスナーもいますか?
います。歌が中心のアプリなので、聴きに来る動機も「歌を聴きたい」が中心になります。性別で偏りが小さくなる要素です。
顔を出さないと不利ですか?
区分が分かれているので、顔を出さない人どうしで見られます。「出さないから不利」という構造にはなっていません。抵抗があるなら出さない選択で問題ありません。
仕事をしながらでもできますか?
できます。ただし時間帯を固定できるかが効きます。週に何回できるかを、忙しい週を基準に決めてください。盛った計画は必ず崩れます。
年齢が高くても大丈夫ですか?
歌が軸なので、年齢は問題になりにくいです。40代からのライブ配信もあわせてご覧ください。
ポコチャと迷っています。
話し続けるのが苦にならないならポコチャ、歌で間を持たせたいならカラーシングです。2つの比較にまとめました。
事務所に入ったほうがいいですか?
必須ではありません。ただし審査の設計や始めるタイミングは、知っているかどうかで差が出る部分です。判断の材料は事務所に入るべきかにまとめています。
- カラーシングはリーグが性別と顔出しの有無で分かれている。男性が女性と直接競う形にならない
- 歌が中心なので、評価の軸が見た目に寄りにくい
- ただし「有利」ではなく「不利になりにくい」が正確。母数は小さい
- 始める前に、男性の配信者を探して見ておく
- 歌は上手さより聞き取りやすさと、無理のないキー
- 審査がある。勢いで始めず、整えてから臨む
ポコチャとの比較はこちら、アプリ全体はライブ配信アプリ比較にまとめています。
始める前につまずきやすいのは、アプリ選びと事務所選びの2つです。どちらも、決めてから気づくと戻るのが大変なところです。
事務所選びを読むリーグの上がり方、審査の条件、ダイヤの入り方。公式に書いてあっても、自分のケースに当てはめると分からないことは多いです。
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