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イチナナ(17LIVE)の始め方|最初の配信までの準備と、始めた直後の過ごし方

公開 2026.09.05読了 約9分監修:現役ボイストレーナー

イチナナ(17LIVE)を始めようと調べると、「公式ライバー」「事務所」「イベント」といった言葉が次々に出てきて、登録の前に足が止まります。何から手をつければいいのか、順番が見えないからです。

先に言ってしまうと、登録の手順そのものは短く、難しい操作もありません。迷わせているのは手順ではなく、決めていないことを、登録の画面の前で決めようとしていることです。

この記事では、登録の前に決めておくこと、初回の配信前の確認、始めた直後の2週間の過ごし方を、この順番で並べます。上から順にやれば、最初の配信までたどり着けます。

なお、この記事はイチナナが初めての配信アプリになる人を想定しています。手順の説明は最小限にして、そのぶん「登録のあと、最初の2週間をどう過ごすか」に紙幅を割きました。始め方でつまずく場所は、実は登録ではなく、そのあとにあるからです。

先に結論

登録の前に決めるのは①顔を出すか ②いつ配信するか ③名前をどうするかの3つだけです。公式ライバーや事務所のことは、始めてから考えれば間に合います。先に決めなければいけないもの、ではありません。

登録の前に決めておく3つのこと

アプリを入れる前に、紙に書いて決めておくことが3つあります。どれも登録の途中で聞かれる項目ではありませんが、決めないまま進むと、初回の配信で必ず止まります。

  1. 顔を出すかイチナナは顔を出している配信者が多い場です。ただ、多いことと、出さなければいけないことは別です。迷っているなら、出さないまま始めてください。一度映したものは、あとから消せません。あとから出す方向へは、いつでも変えられます。
  2. いつ配信するか曜日と時間を先に決めます。毎日でなくて構いません。週2〜3日で、生活の中で確実に空けられる時間を選びます。人が多い時間かどうかより、自分が守れる時間かどうかで決めてください。ここで決めた時間が、このあとのすべての土台になります。
  3. 名前をどうするか本名はもちろん、他のSNSで使っている名前や、過去に使ったことのある名前も避けて、新しく作ります。使い回した名前は検索の起点になるからです。決めた名前で配信用のメールアドレスも新規に作っておくと、登録がそのまま進みます。

3つに共通するのは、あとから変えるのが難しい、という点です。時間は変えられますが、顔と名前は、積み重なった配信とだんだん結びついていきます。だからこの2つだけは、まだ何も始まっていない登録前の時点で決めておく価値があります。

あわせて、勤務先・学校・最寄り駅・本名といった「話さない項目」も先に書き出しておいてください。配信中にその場で判断しようとすると、必ず漏れます。顔を出さない場合もこの書き出しは必要です。声と話の内容だけでも、積み重なれば手がかりになります。何が手がかりになるかの基準は身バレ対策にまとめています。

入り口は複数ある。そして、急いで選ばなくていい

イチナナには、登録してすぐ配信を始めるルートのほかに、応募を経て始める入り口や、事務所を経由する入り口があります。調べるとこの話が最初に出てくるので、「どれかを選んでからでないと始められない」ように見えますが、そうではありません。

種別ごとの性格の違いはイチナナとはに書いたので繰り返しません。この記事で押さえてほしいのは、順番だけです。入り口の選択は、始めたあとからでもやり直せます。まず配信してみて、続きそうだと分かってから応募や事務所を検討しても、遅くはありません。むしろ、数回でも配信した経験があるほうが、条件の説明を聞いたときに自分の生活に置き換えて判断できます。何も知らない状態がいちばん、相手の話を確かめようがないのです。

制度の内容は、この記事では断定しません

ライバーの種別の名称、応募の条件、報酬の仕組みは、時期によって改定されます。ネット上の解説記事は古いことが多いので、応募や契約を考える段階になったら、必ずアプリ内のヘルプと公式のお知らせで最新の内容を確認してください。人づての情報を根拠に決めないことが、いちばんの防御になります。

急がなくていい理由は、もうひとつあります。どの入り口から入っても、最初の時期にやることが変わらないからです。時間を決めて開く。映る範囲と音を確かめる。来てくれた人の名前を呼ぶ。この記事に書いてあることは、入り口の選択とは関係のない、全員に共通の土台です。その土台を作る期間を、入り口選びで止めてしまうのがいちばんもったいない形です。

事務所の話は、始めるとそれだけで一本になる大きさなので、イチナナの事務所の選び方に分けました。初回の配信の前に読む必要はありません。

初回の配信の前に確認する4つ

登録が済んだら、配信ボタンを押す前に、この4つだけ確認してください。どれも、配信が始まってからでは直せないものです。

  • 映る範囲/実際に配信する位置にスマホを置き、標準カメラで1分だけ録画して見返します。郵便物、カレンダー、窓の外の景色、制服。自分の目は部屋に慣れているので、画面越しに見て初めて気づきます。動かせるものは画角の外へ出してください。
  • /同じ録画をイヤホンで聞き直します。エアコンや換気扇の音は、住んでいる人ほど聞こえなくなっています。イヤホンは初回から使ってください。配信中に自分の音を確かめられる、唯一の手段です。
  • 通信/配信する場所の電波を確認します。映像が途切れるのは、人が離れる原因のなかでも大きいものです。できればWi-Fiのある場所で、ルーターに近い位置を選びます。
  • 最初に話すこと/題材をひとつ用意します。「今日あったこと」で十分です。決めずに開くと、数分で沈黙が来て、それが初回の記憶になってしまいます。

4つのうち、映る範囲と音は「録画して、見て、聞く」だけで確認できます。配信アプリを開く必要すらありません。5分で終わるうえに、一度やれば効き続ける確認なので、初回の前に必ず済ませてください。

逆に、初回の前にやらなくていいこともあります。プロフィールの作り込み、機材の買い足し、他の配信者の研究。どれも意味はありますが、初回の前に済ませる必要はありません。準備を足すほど、最初の1回が遠くなります。

そのうえで、初回の目的は、うまくやることではなく1回終わらせることです。誰も来なくても、用意した題材をひとりごとのように話して、短めに切り上げてください。初回から長くやると、その長さが自分の基準になり、次を開くのが重くなります。「もう少し話せたな」くらいで切り上げて、終わり際に「次は◯曜日の◯時にやります」と言えたら、初回としては十分すぎる出来です。

最初の2週間の過ごし方

始めた直後の2週間は、数字がほとんど動かない時期です。これはイチナナに限らずどのアプリでも同じで、あなたの実力とは関係がありません。この時期にやることは、実は「決めた時間に開き続ける」以外にほとんどありません。

やることやらないこと
1週目決めた曜日と時間に開く。操作と音に慣れる数字を見る
2週目タイトルの書き方を変えて試す。来た人の名前を呼ぶ配信を長くする

右の列のほうが大事です。この時期の数字は偶然でしか動かないので、見ても判断材料になりません。見ると辞めたくなるだけなので、見ないほうが合理的です。

回数についても、増やす方向に力を使わないでください。効くのは回数より間隔です。今週5回開いて来週ゼロになるより、週2〜3回を同じ曜日で続けるほうが結果につながります。配信は、開くたびに「次もこの時間にある」という予告になっています。不定期にすると、あなたを見つけてくれた人が戻る場所をなくします。

期間を2週間と区切っているのには理由があります。1週間では、たまたま誰も通りかからなかったのか、時間帯が合っていないのかの区別がつきません。かといって最初から1ヶ月と構えると、遠すぎて息が切れます。まず2週間、決めた時間に開き続けて、そこで一度だけ振り返る。この区切りが、始めた直後の重さにいちばん釣り合います。

振り返りの材料として、毎回の配信のあとに1行だけメモを残してください。「無言が長かった」「タイトルを変えたら1人来た」程度で十分です。数字ではなく、起きたことを書きます。2週間後にこのメモを読み返すと、時間帯を変えるか、話題を変えるか、次に試すことを自分の記録から決められます。誰かの成功談より、2週間分の自分のメモのほうが確かな判断材料です。

そして、この時期に1人でも2回来てくれた人がいたら、名前を呼んで「また来てくれたんですね」と伝えてください。費用がゼロで、いちばん効く行動です。ここから先の育て方は常連さんの作り方に、初めて来た人への向き合い方は初見さんへの対応にまとめました。

始めた直後に、向こうからやって来るもの

イチナナで配信を始めると、こちらが何もしなくても、向こうからやって来るものが2つあります。イベントと、スカウトのDMです。どちらも「乗るかどうかを自分で決められる」ことを、先に知っておいてください。

まずイベントです。イチナナはイベントが次々に開催される場なので、始めた直後から参加の機会が目に入り続けます。ただ、最初の時期は、全部には乗らないと先に決めてしまうのが現実的です。イベントは応援してくれる人がいて初めて機能する仕組みなので、常連さんがいない段階で走っても、疲れた記憶だけが残ります。まず2週間、同じ時間に開くことを続けて、それから考えれば間に合います。この距離の取り方はイチナナの評判でも触れました。

次にスカウトDMです。始めて間もない時期でも、事務所を名乗る相手から勧誘の連絡が来ることがあります。来たこと自体は異常ではありませんし、喜んでいいものも混ざっています。ただし、その場で返事をしないでください。「今だけ」「枠が埋まる」と急がせる文面は、それだけで警戒してよい合図です。まっとうな相手なら、返事が数日遅れたくらいで話は消えません。見分けの手順はスカウトDMが来たらにまとめました。費用を請求されたら、その時点で断って構いません。

イベントもDMも、断ったら終わり、ではありません。イベントは常連さんができてから出るほうが結果につながりますし、まっとうな事務所なら数ヶ月後でも話を聞いてくれます。始めた直後のあなたに必要なのは、乗ることではなく、乗らない判断を落ち着いてできることです。

よくある質問

審査に通らないと配信できませんか?

登録してすぐ配信を始められる入り口があります。応募や審査を経る入り口は、続けると決めてから検討すれば十分です。現在の仕組みは、必ず公式の案内で確認してください。

初回は誰も来ませんでした。失敗ですか?

失敗ではなく、ほぼ全員がそうです。始めたばかりの枠は、見つかるまでに時間がかかります。それより、2回目を間を空けずに開くことのほうがずっと大事です。

機材を揃えてから始めるべきですか?

スマホとイヤホンがあれば始められます。揃うのを待っているあいだに気持ちが冷めるほうが損です。買い足すのは、続きそうだと分かってからで間に合います。

イチナナと他のアプリで迷っています。

アプリごとに収入の仕組みも文化も違います。配信アプリ比較で仕組みごとに整理したので、人気ではなく、自分の生活と出せるもので選んでください。

この記事のまとめ
  • 登録の前に顔を出すか・いつ配信するか・名前の3つを決める
  • 入り口は複数あるが、選択はあとからやり直せる。制度の内容は公式の案内で確認する
  • 初回の前に、映る範囲・音・通信・話すことの4つを確認する
  • 最初の2週間は、同じ曜日と時間に開き続ける。数字は見ない
  • イベントは、最初の時期は全部に乗らないと先に決めておく
  • スカウトDMには、その場で返事をしない

アプリそのものの性格はイチナナとはに、収入の作られ方はイチナナは稼げるのかにまとめています。準備ができたら、まず1回、短く開いてみてください。

次に読むなら

始める前につまずきやすいのは、アプリ選びと事務所選びの2つです。どちらも、決めてから気づくと戻るのが大変なところです。

事務所選びを読む
困ったときの相談先として

始めてから出てくる疑問を、記事にする前に聞くこともあります。

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ライバーの森 編集部

現役のボイストレーナーと、配信の現場に関わっているメンバーで記事を作っています。収入の断定と、裏の取れない数字は書きません。

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