カラーシングで歌いたい曲がない|「曲がない」の4つの正体と、見つからないときの動き方
配信で歌おうと思って検索したら、あの曲が出てこない。代わりに、知らない曲ばかりが並んでいる。「カラーシング、思っていたより曲が少ないのでは」——そう感じて、この記事にたどり着いた人は多いはずです。
先に言っておくと、その感覚は珍しいものではありません。歌の配信で「歌いたい曲がない」という壁は、始めたばかりの人がほぼ全員、一度はぶつかるものです。そして、この壁の正体は1つではありません。本当に入っていないのか、探し方の問題なのか、キーの問題なのか。正体が違えば、やることも違います。
この記事は、「曲がない」を4つに切り分けて、それぞれで何ができるかを並べます。他のアプリと曲数を比べる記事ではありません。読み終わったときに、今夜の配信で何を歌うかを決められる状態にするのが目的です。
「曲がない」には4種類あります。本当に入っていない/探し方で出てこない/キーが合わない/盛り上がる曲が分からない。対処がそれぞれ違うので、まずどれなのかを切り分けてください。なお、配信で歌える楽曲は権利の関係で入れ替わります。この記事では特定の曲の有無を断定しません。最終確認は、必ずアプリ内の検索で行ってください。
まず切り分ける。「曲がない」には4種類ある
「曲がない」と一言で言っても、起きていることは人によって違います。対処も違うので、最初に自分がどれなのかを確かめます。
| 状態 | 対処の方向 |
|---|---|
| その曲が本当に入っていない | 似た系統の曲に寄せる(後述) |
| 探し方のせいで出てこない | 検索の仕方を変える(後述) |
| 曲はあるが、キーが合わない | 音域の合う曲を選び直す |
| 歌える曲はあるが、盛り上がる気がしない | 選曲ではなく見せ方の問題(後述) |
確かめる順番が大事です。1行目から疑うのではなく、2行目から確かめてください。「無い」と結論を出す前に探し方の問題を潰しておくと、残りの対処に迷いがなくなります。それから、繰り返しになりますが、歌える楽曲は入れ替わります。以前無かった曲がある日入っていることも、その逆もあります。だからネット上の「あの曲は無い」という情報を鵜呑みにせず、歌いたくなったその時々にアプリ内で検索して確かめるのが、いちばん確実です。
2行目の「探し方のせいで出てこない」は、4つの中でいちばんもったいないケースです。曲は入っているのに、検索の入り口が合っていないだけで「無い」と思い込んでしまう。その場で潰せるので、次の順で試してください。
- 表記を変えて何通りか試す/ひらがな・カタカナ・漢字・英語表記。正式な曲名と、ふだん自分が呼んでいる略称が違うことは、よくあります。
- 曲名の一部だけで検索する/フルタイトルを正確に打とうとせず、確実に合っている数文字だけで探すほうが引っかかります。思い違いは曲名の後半に多いからです。
- 覚えている別の言葉でも試す/曲名で出なければ、歌っている人の名前など、確実に覚えている別の情報からも探してみます。
- 探すのは配信の外で/配信中に無言で検索し続ける時間は、聴いている側には長く感じられます。歌いたい曲は普段からメモしておき、見つかった曲だけを配信に持ち込みます。
ここまで試して出てこなければ、「今は入っていない」と考えて次へ進みます。無い曲を配信中に探し続ける時間が、いちばんもったいない。入れ替わりがある以上、日を置いてまた検索すれば済む話です。
「歌いたい曲」と「聴いてもらえる曲」は別物
切り分けが済んだところで、一段深い話をします。「歌いたい曲がない」という悩みには、前提が1つ隠れています。「配信では、自分の歌いたい曲を歌うものだ」という前提です。
カラオケならその通りです。歌うのは自分のためだから。でも配信は、聴く人がいて成立します。そして聴く側から見える景色は、歌う側とかなり違います。あなたがその曲に持っている思い入れは、初めて来た人には見えません。初見の人に届くのは、思い入れではなく、その声でその曲が聴きやすいかどうかだけです。
だから配信の選曲では、2つの軸を分けて考えます。歌いたい曲は、自分のモチベーションを支える曲。聴いてもらえる曲は、自分の声に合っていて、初めての人でも入りやすい曲。理想は両方が重なる曲ですが、重ならないことも普通にあります。その場合は、配信の柱に聴いてもらえる曲を置き、歌いたい曲は合間に混ぜる。この配分にしておくと、「歌いたい曲が見つからない」ことが、配信全体の行き詰まりに直結しなくなります。
この分け方は、4つ目の「盛り上がる曲がない」の答えにもなっています。配信の盛り上がりを作るのは、実は曲そのものではありません。同じ曲でも、黙って歌い始めるのと、「この曲、昔けっこう聴いてたんですよね」と一言置いてから歌うのとでは、聴く側の身の乗り出し方が変わります。盛り上がる曲を探すより、手持ちの曲の歌う前後に一言を足すほうが先です。曲のせいに見えていた問題が、見せ方で解けることは珍しくありません。
自分の声に合う曲を見つける早道は、録音して聴き返すことです。歌っている最中の自分の耳は、思っているよりあてになりません。うまく聴かせる考え方は大人の歌の上達に書きました。また、聴きやすさは歌のうまさだけでなく、声の録れ方でも大きく変わります。機材まわりはマイクの選び方を参照してください。
レパートリーは、広げるより固める
「曲がない」と感じている人の多くは、同時に「毎回違う曲を歌わなければ」と思い込んでいます。この思い込みを外すと、悩みの半分は消えます。
結論はこうです。同じ曲を、何度も歌ってください。理由は3つあります。
- 聴く側は毎回同じではない/今日初めて来た人にとって、あなたが30回歌った曲も初披露です。全員が全部の配信を聴いている前提で選曲する必要はありません。
- 「この曲の人」として覚えられる/毎回まったく違う曲を歌う人は、印象が残りません。決まった曲があると、名前とセットで思い出してもらえます。
- 歌うたびに上達する/同じ曲の30回目は、1回目とは別物です。歌い込んだ曲は、そのまま持ち歌という資産になります。
数で言えば、柱になる曲が両手で足りるくらいあれば、配信は回ります。足りない分は、次のセクションの「寄せ方」で少しずつ足せば十分です。曲数の多さは配信の強さに直結しません。むしろ持ち曲を絞ると、配信前の準備が軽くなります。「今日は何を歌おう」と毎回ゼロから悩む状態は、それ自体が配信を遠ざける原因になるからです。柱の曲が決まっていれば、迷うのは合間の1〜2曲だけで済みます。歌を趣味として長く続ける目線は大人の趣味に歌を選ぶにも書いています。
無い曲は、「似た温度」の曲に寄せる
それでも、どうしても歌いたかった曲が入っていないことはあります。そのときの現実的な動き方は、諦めることでも、探し続けることでもなく、寄せることです。あなたがその曲を歌いたかった理由を分解すると、代わりになる曲は思っているよりたくさんあります。寄せる順番があります。
- 同じ歌手の別の曲まず同じ歌手の中で探します。声の相性は、曲単位より歌手単位で合うことが多いからです。1曲好きなら、近い音域・近い雰囲気の曲がそのそばにあります。
- 同じ年代の曲それも無ければ、その曲が流れていた時期の曲へ。同じ年代の曲は、聴きに来る人の層も重なります。あなたがその曲を好きな理由の一部は、たいていその年代の空気です。
- 同じ温度の曲最後は曲の温度で選びます。静かに聴かせたかったのか、跳ねるように盛り上げたかったのか。歌いたかった理由が「この温度で歌いたい」なら、曲そのものは代替が利きます。
キーが合わない場合も、考え方は同じです。原曲の高さで無理をして喉を痛めるより、音域の合う曲へ寄せるほうが、聴く側にとっても心地よく仕上がります。高い曲を苦しそうに歌い切るより、余裕のある曲を楽しそうに歌うほうが、また聴きたいと思われます。「その曲」への執着を「その系統」への目線に変えると、候補は一気に増えます。なお、キーの調整ができるかどうかや操作の仕方は、アプリ内の案内で確認してください。
リクエストに応えられなかったときの返し方
配信を続けていると、この問題はリクエストという形でもやってきます。知らない曲、入っていない曲、キーの合わない曲を頼まれる。「歌いたい曲がない」の逆向きの悩み、つまり「歌ってほしいと言われた曲が歌えない」です。ここでの返し方は、選曲そのものより配信の空気に効きます。
まず、断ること自体はまったく問題ありません。まずいのは、断り方で相手の「リクエストした勇気」をしぼませることです。コメントを書くのは、聴く側にとって小さな勇気です。そこで、返す順番を先に決めておきます。
- リクエスト自体にお礼を言う「その曲いいですよね、ありがとうございます」。歌えるかどうかを答える前に、まず受け取ります。
- 歌えない理由を短く伝える「探したんですが今は入っていないみたいです」「まだ練習中です」。長く弁解しないのがコツです。
- 代わりを出すか、次につなげる「近い感じだと、これなら歌えます」か「次までに練習しておきます」。どちらかを添えると、断りが約束に変わります。
とくに「次までに練習しておきます」は強力です。その人には、次もあなたの配信に来る理由ができます。そして次の配信で実際に歌えば、その人にとってその曲は「自分のリクエストで増えた曲」になります。自分が関わった曲がある配信は、その人にとってもう他人の配信ではありません。リクエストに応えられない場面は、断りの場面ではなく、常連が生まれる入り口です。コメントへの返し全般の型はコメントの返し方にまとめています。
よくある質問
カラーシングは曲数が少ないんですか?
当サイトでは曲数を断定しません。歌える楽曲は権利の関係で入れ替わりますし、「多い・少ない」の体感は、探している曲の系統によってまったく変わるからです。自分の歌いたい曲があるかどうかを、アプリ内で検索して確かめるのが唯一確実な方法です。無かった曲も、日を置いて再検索する価値があります。
歌いたい曲を追加してもらうことはできますか?
要望を受け付ける仕組みがあるかどうかを含め、仕様の断定はしません。アプリ内の告知と公式FAQで確認してください。確認や反映を待つ間は、似た系統の曲に寄せて配信を止めないのが現実的です。待っている曲があること自体は、配信で話す題材の1つにもなります。
同じ曲ばかり歌っていたら、飽きられませんか?
先に飽きるのは、ほぼ確実に自分のほうです。聴く側は毎回入れ替わりがあり、常連にとっても決まった曲は「またこれが聴ける」という安心材料になります。飽きが気になったら、柱の曲は残したまま、合間の1曲だけ入れ替えてください。
好きな曲がマイナーで、知っている人が少なそうです。それでも配信になりますか?
なります。ただし、初見の人が入りやすいかどうかは別の問題として残るので、入りやすい曲を1〜2曲だけ用意しておくと安定します。系統を固定して深く歌う配信は、人数は増えにくい代わりに、分かる人に強く刺さります。
- 「曲がない」には4種類ある。まずどれなのかを切り分ける
- 「無い」と結論する前に、表記を変える・一部で探すなど検索の入り口を変える
- 楽曲は入れ替わる。特定の曲の有無は、その都度アプリ内の検索で確かめる
- 「歌いたい曲」と「聴いてもらえる曲」は別物。配信の柱には後者を置く
- レパートリーは広げるより固める。同じ曲の繰り返しは弱点ではなく強み
- 無い曲は同じ歌手→同じ年代→同じ温度の順に寄せる。リクエストへの断りは、返し方しだいで常連の入り口になる
これから始めるか迷っている段階なら、「歌が中心」という設計そのものが自分に合うかをIRIAMとの比較とポコチャとの比較で確かめてください。男性の場合の立ち回りは男性のカラーシングに、歌える配信アプリを広く見渡すなら歌える配信アプリにまとめています。
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事務所選びを読むリーグの上がり方、審査の条件、ダイヤの入り方。公式に書いてあっても、自分のケースに当てはめると分からないことは多いです。
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