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BIGO LIVEとは?海外ユーザーが多い配信アプリの特徴と、日本から使うときの注意

公開 2026.08.09読了 約8分監修:現役ボイストレーナー

BIGO LIVE(ビゴライブ)は、世界各国で使われているライブ配信アプリです。日本国内向けに作られた他のアプリとは、成り立ちも空気もかなり違います。

「海外の人にも見てもらえる」という点に惹かれて始める人がいる一方、その違いに戸惑ってすぐやめる人も多いアプリです。ここでは、始める前に知っておくべき違いを整理します。

いちばんの特徴は「日本向けではない」こと

ポコチャやイチナナは、日本のユーザーに向けて日本で運営されています。文化も、リスナーの反応も、日本の配信文化の延長にあります。

BIGO LIVEは違います。世界規模で展開されているアプリを、日本からも使っているという構造です。

この違いは、実際に配信すると分かります。

  • 日本語が通じない相手が来る/コメントが英語や他の言語で来ることがあります。
  • 時間帯の感覚が違う/日本の深夜が、他の国では昼です。人が多い時間が国内アプリとずれます。
  • 反応の仕方が違う/良くも悪くもストレートな反応が来ます。
これを利点と取れるかどうか

「日本語が通じない相手とも交流できる」と思えるなら、他にはない体験ができます。逆に「落ち着いて日本語で話したい」なら、国内向けのアプリのほうが確実に合います。ここが最大の分かれ目です。

PK(対戦)という文化

BIGO LIVEを語るうえで外せないのが、配信者同士が対戦する形式の企画です。一定時間のあいだにどちらが多く応援を集められるかを競います。

これには良い面と、しんどい面があります。

  • 相手のリスナーに知ってもらえる/自分を知らない人の前に出られる数少ない機会です。
  • 盛り上がる/勝負の形式なので、見ている側も参加しやすくなります。
  • リスナーに課金の負担がかかる/勝つには応援が必要です。ここへの配慮を欠くと、応援してくれる人が離れます。
  • 始めたばかりだと勝てない/応援してくれる人がいない状態で挑んでも、差を見せつけられるだけです。
  • 断りにくい空気がある/誘われたときに断る理由を用意しておくと楽です。

最初の数ヶ月は、参加しないと決めておくのが現実的です。まず常連さんを作るほうが先になります。

収入の仕組み

BIGO LIVEの収入は、リスナーから贈られるギフトが中心です。獲得したものを換金する形になります。

  • 応援してくれる人がつけば伸びる/上限はありません。
  • 始めたばかりの時期は動かない/ギフト中心なので、人が来なければ収入も生まれません。
  • 海外のリスナーからも応援が来る/これは国内向けアプリにはない要素です。
金額について

換金のレートや条件は変更されることがあります。海外発のアプリということもあり、ネット上には古い情報や出どころ不明の数字が特に多く出回っています。実際の金額は必ずアプリ内の公式情報で確認してください。

国内アプリとの違い

BIGO LIVE国内向けアプリ
リスナー世界各国ほぼ日本
言語日本語以外も来る日本語
人が多い時間国によってずれる日本の夜
企画の性格対戦形式が中心イベント・ランキング
情報の探しやすさ日本語の情報が少ない多い
向く人海外交流に抵抗がない日本語で落ち着いて話したい

5行目も実は重要です。困ったときに日本語で調べられる情報が少ないので、自分で解決する場面が増えます。

言葉が通じない相手とどう配信するか

実際にやってみると、ここがいちばん戸惑う部分です。ただ、思っているほど難しくはありません。準備しておくことは3つです。

  1. 翻訳をすぐ使える状態にしておくスマホの翻訳アプリを開いておくだけで構いません。完璧に訳す必要はなく、相手が何を言いたいのかが分かれば十分です。
  2. 短い定型の返しを決めておく「ありがとう」「こんにちは」「わからない、ごめんね」。この3つを英語で言えるだけで、ほとんどの場面はしのげます。沈黙して無視する形になるのがいちばん良くありません。
  3. 分からないときは正直に伝える「日本語しか話せません」と伝えて構いません。たいていの相手は理解してくれますし、それでも見ていてくれる人が残ります。
  4. 翻訳できない反応は、表情と声で返す言葉が分からなくても、笑って手を振れば伝わります。映像があるアプリなので、ここは強みになります。
意外な効果

言葉が通じない相手とのやり取りは、慣れると「うまく話さなければ」というプレッシャーが消えます。細かいニュアンスが伝わらない前提なので、逆に気楽になる人もいます。日本語のアプリで気を張りすぎて疲れた人には、この感覚が合うことがあります。

向いている人・向いていない人

向いている向いていない
言語英語などに抵抗がない日本語だけで話したい
文化違いを面白がれる安心できる場が欲しい
企画対戦形式が燃料になる競争が苦手
時間帯いつでも配信できる日本の夜に固定したい
収入上振れを狙いたいゼロの日を作りたくない

2行目が実際の分かれ目です。ライブ配信を「安心できる居場所」として求めているなら、国内向けのアプリのほうが噛み合います。

落ち着いて話したいならふわっち、安定した収入を求めるならポコチャのほうが目的に合う可能性が高いです。

時差を味方につける

国内向けのアプリでは、人が集まる時間帯は日本の夜に集中します。日中しか時間が取れない人は、それだけで不利になります。

BIGO LIVEは世界各国で使われているので、日本の昼は、別の国の夜です。この構造は、時間の取り方によっては利点になります。

あなたの都合国内向けアプリBIGO LIVE
夜に配信できる有利普通
昼しか無理不利他の国の夜にあたる
早朝しか無理かなり不利地域によっては有利
時間が不定不利どこかの国は起きている

2行目と3行目に当てはまるなら、検討する価値があります。夜に配信できないことが理由で国内アプリを諦めた人にとって、これは数少ない選択肢です。

ただし、時間帯を固定して常連さんを作るという原則は変わりません。「いつでもいい」ではなく、「自分の都合のいい時間に、決めて続ける」です。

掛け持ちの相手としては優秀です

BIGO LIVEを「メインのアプリ」として選ぶかどうかは慎重に考えたほうがいいのですが、2本目として持つには相性が良いという見方もできます。

理由は時間帯です。国内アプリで配信する時間と、BIGO LIVEで人が集まる時間はずれています。片方の「人が少ない時間」が、もう片方の「人が多い時間」になるという構造です。

ただし掛け持ちは、片方で自分の型ができてからにしてください。同時に2つ始めると、どちらも中途半端になります。

始め方

  1. まず数日、視聴するこれはどのアプリでも同じですが、BIGO LIVEではとくに重要です。他の国の配信も含めて、空気を確かめてください。ここで無理だと感じたら、無理に始める必要はありません。
  2. 日本人の配信者を探して見る日本から使っている人がどう配信しているかを見ると、現実的なイメージが掴めます。
  3. 短時間で1回やってみる合うかどうかは、やってみないと分かりません。まず1回。
  4. 対戦企画には最初は乗らない誘われても、しばらくは断って構いません。常連さんができてからで十分です。
  5. 配信の時間帯を決める国内アプリと同じく、時間帯の固定は効きます。

始める前にやっておくこと

  • 身バレ対策を先に済ませる/配信用のメールアドレス、SNSの連絡先同期オフ、新しい名前。身バレ対策にまとめています。
  • 個人情報を聞かれても答えないと決めておく/文化が違う相手からは、日本では聞かないことを聞かれる場合があります。答えない、で構いません。
  • ブロックの操作を覚えておく/困った相手が来たときに、すぐ対応できるようにしておきます。
  • 配信する場所を固定する/背景を無地にして、映り込みを防ぎます。

よくある質問

国内アプリと掛け持ちできますか?

できます。ただし文化がかなり違うので、最初から両方は負担が大きいです。まず片方で自分の型を作ってからのほうが確実です。掛け持ちの可否は事務所に入る場合も確認が必要です。

日本の他アプリで伸びなかった人でも可能性はありますか?

あります。母数と文化が違うので、同じ配信でも受け取られ方が変わることは実際にあります。ただし「日本で伸びなかったから海外なら」という期待だけで移ると、たいてい同じ壁にぶつかります。合わなかった理由を整理してから移るほうが建設的です。

英語が話せないと無理ですか?

無理ではありません。日本語で配信している人もいます。ただし英語のコメントが来ることはあるので、翻訳を使うか、分からないときは正直に伝えるという姿勢が必要です。

日本人のリスナーはいますか?

います。ただし国内向けアプリと比べると割合は下がります。日本語で落ち着いて話したいなら、国内向けのアプリのほうが効率的です。

安全性はどうですか?

アプリ自体の話とは別に、文化の違う相手とやり取りする前提で考えてください。個人情報を聞かれても答えない、しつこい相手はブロックする。この2つを徹底すれば、基本的な部分は守れます。

対戦企画は断れますか?

断れます。断る理由を用意しておくと楽です。「今日は短めなので」で十分です。始めたばかりで参加しても、得られるものは多くありません。

顔出しは必要ですか?

顔を出している人が多いアプリです。顔出しに抵抗があるなら、REALITYSpoonのような顔出し不要型のほうが噛み合います。

情報が少なくて不安です。

日本語の情報が少ないのは事実です。だからこそアプリ内の公式案内を読む習慣をつけてください。ネット上の古い情報を信じるより確実です。

この記事のまとめ
  • BIGO LIVEは世界規模のアプリを日本から使う構造。国内向けアプリとは空気が違う
  • 日本語が通じない相手が来る。それを利点と取れるかが分かれ目
  • 配信者同士の対戦企画が文化の中心。最初の数ヶ月は乗らないほうが現実的
  • 収入はギフト中心。始めたばかりの時期は動かない
  • 日本語の情報が少ないので、アプリ内の公式案内を読む習慣が要る
  • 個人情報を聞かれても答えない、ブロックはすぐ使う

アプリ全体の比較はライブ配信アプリのおすすめにまとめています。

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始める前につまずきやすいのは、アプリ選びと事務所選びの2つです。どちらも、決めてから気づくと戻るのが大変なところです。

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ライバーの森 編集部

現役のボイストレーナーと、配信の現場に関わっているメンバーで記事を作っています。収入の断定と、裏の取れない数字は書きません。

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